昨日読了
楽隊のうさぎ:中沢けい
ISBN 978?4-10-107231-9
最後をチト流し読みしてしまったが、とりあえず読了。
今日のおとめ座は12位で、読んだ本を読み返すと吉のようなので、読み返すことにした。
三人称の小説としても、やや読みにくさがあった。視点の変化がわかりづらかったためと思われる。
例えば、主人公が母親のことを考えている文章なのであれば「母さんが」などの主語を使った方がストレートだと思うのだが、母親の名前で表現されていたため、登場人物が頭の中に浸透するまで読み進めづらいと思ったのだろう。少々、慣れるのに時間を取られた。
音楽、というより、演奏している曲そのものの表現にこだわりがあるようで、何とか文章で曲を聞いた時の感性を伝えようという作者の気持ちが伝わってきたのだが…くどい、と、感じ最後は流したのだ。そのときにしかできない演奏を表現したかったのだろうが、どうも、逆に曲が流れているのを堰き止めてしまっている印象があったためだと思う。
許せない点。ユーフォニウム、と、表現していた事。ユーフォニアムだろう? あと、ユーフォンとか、わけのわからん省略をしていたが、それが一般的なのか!? ユーフォだと思うのだが…。
実際、中学の時は中途半端で高校のときにだけ吹奏楽をやっていて、全国大会に出られるA部門ではなく、関東大会どまりのB部門に出ていた身としては、共感する部分とさめた目でふ〜ん、そうなんだ、と見てしまうところとがあり、色々いやなこととか面白かったこととか、いやな事とかを思い出しながら読みすすめた。
あの頃よりあまり成長してねぇ気がしていたが、多少はましになったのだろうか、とか考えてみたりした。
……あぁ吹きてぇなぁ…合奏してぇなぁ……